2024年6月施行の診療報酬改定に基づき、施設基準等で定められている保険医療機関の書面掲示事項について、院内掲示に併せて本ページにてもお知らせいたします。
【医療情報取得加算・医療DX推進体制整備加算、ならびに在宅医療DX情報活用加算・在宅医療情報連携加算に関する院内掲示について】
当院はオンライン資格確認をおこなう体制を有しており、医療DXを通じて質の高い医療を提供できるよう取り組んでおります。オンライン資格確認によって得た情報(受診歴・薬剤情報・特定健診他必要な医療情報)を医師が診察室で確認できる体制を整備し、診療に活用いたします。
また、電子処方箋や電子カルテ情報共有サービスの導入の準備を進めております。
上記については医院での外来診療にとどまらず、当院での訪問診療でも運用しております。
訪問診療をおこうなううえで基幹病院(兵庫医科大学・県立尼崎総合医療センターなど)や宝塚市医師会、訪問看護ステーション(訪問看護ステーションしぇあーど・ぶるうみぃ・つくし・聖隷訪問看護ステーショングループなど)などの諸連携機関とICT(MCS; Medical Care Station)を用いて患者の診療情報を共有し、当該情報について常に確認可能な体制を構築しています。
【外来感染対策向上加算・発熱患者等対応加算に関する院内掲示について】
当院は、患者さんやご家族、当院の職員、その他来院者等を感染症の危険から守るため、感染防止対策に積極的に取組んでいます。感染防止のため、患者様にはご不便をおかけすることもあるかと存じますが、何卒ご理解のほど宜しくお願い申し上げます。
①当院は新興感染症の発生時等に自治体の要請を受けて発熱外来を実施する『協定指定医療機関』に指定されています
②当院外来では、患者様の受診歴の有無にかかわらず発熱その他感染症を疑わせる疾患(インフルエンザや新型コロナウイルス感染症など)の外来診療に対応します
③感染防止対策として、発熱症状等、感染性の疑われる患者様を常時空間的・時間的に分離し、一般診療の方とは導線を分けた診療スペースを確保して対応します
④院長を『院内感染管理者』に定め、感染防止対策部門を設置し、診療所全体で感染対策に取り組んでいます。
⑤当院では、全ての職員が遵守する『感染防止対策業務指針』及び『手順書』を定め、標準予防策や感染経路別予防策等に基づき、職員の手洗いや消毒、状況に応じた感染予防を実施するため、防護服等の着脱など有事の際の訓練を実施しています。 また、1週間に1回程度、定期的に院内を巡回し、院内感染事例の把握を行うとともに、院内感染防止対策の実施状況等を確認しています。
⑥全職員に対し年2回院内研修を実施し、感染防止に対する知識の向上を図っています。
⑦抗菌薬については厚生労働省の『抗微生物薬適正使用の手引き』に則り、適切な抗菌薬を選択し、適切な量を、適切な期間、適切な投与ルートでの投与により抗菌薬の適正使用を実施しています。
⑧当院は、宝塚市医師会および宝塚市立病院等との感染対策連携を取っています。定期的に必要な情報提供やアドバイスを受け、院内感染対策の向上に努めています。
【一般処方名加算に関する院内掲示について】
当院では、後発医薬品のある医薬品について特定の医薬品を指定するのではなく薬剤の成分をもとにした一般名処方をおこなう場合があります。特定の医薬品の供給が不足した場合でも、一般名処方により必要とする医薬品を提供しやすくなります。
【明細書発行体制等加算に関する院内掲示について】
当院では、医療の透明化や患者さんへの情報提供を積極的に推進していく観点から、領収書発行の際に個別の診療報酬算定項目がわかる明細書を無料で発行しております。公費負担医療の受給者で医療費の自己負担のない方についても、無料で明細書を発行しております。
明細書には使用薬剤や検査の名称が記載されております。発行を希望されない場合は、受付にてその旨お申し出ください。
【小児かかりつけ診療料・機能強化加算・小児抗菌薬適正使用支援加算に関する院内掲示について】
当院は開院当初から、かかりつけ医制度に基づき地域医療を推進して参りました。今回の診療報酬改定で施設認定基準が変更になったことにより、皆様により密な医療を提供できるようになりました。詳しくはアップファイルを参照ください。